初恋スピード

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宮澤さんは深呼吸をし「よし!」と自分に言い聞かせ 私の手を両手で包みじっと真っ直ぐ見つめてきた。 あ、手温かいななんて呑気なこと思ってたら 宮澤「すきっ」 柏木「は、い?」 空耳かしら。 宮澤さんの口から好きという言葉が聞こえたような… あ、すき焼きのことかな? いや、それともスキーのお誘い?← 宮澤「だから、好きなんだってば」 柏木「誰がです?」 宮澤「佐江が」 柏木「誰を?」 宮澤「柏木ちゃんのことを」 柏木「何ですか?」 宮澤「もー//何回も言わせないでよ! だから、佐江は柏木ちゃんのことが好きなんですっ」 はい。私、今思考停止中です 宮澤「かしわぎ、ちゃ」 柏木「えぇええぇええ」 宮澤「え、今さらな反応w」 お腹をおさえて笑う宮澤さん。 だ、だって、あの大人気と有名と言われてる宮澤さんですよ? しかも、ついさっき初恋したばかりの人に 「好き」と言われて… 宮澤「返事、は?」 柏木「はい!よろこんでっ」 付き合わないわけがないじゃないですか← あれから、2年が経ち もう、私たちは周りが呆れるくらいのバカップルに(笑) 宮澤「りんちゃーん」 柏木「佐江ちゃん、ぎゅー」 宮澤「へへwぎゅー」 おわり (無理矢理な終わらせ方で申し訳ありません)
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