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昔
その国の民は全員不思議なカをもっていた
治癒の力だ
かすり傷から不治の病まで全ての怪我と病気を治すことができた
その国はとても小さかった周りが閉鎖された空間だったからか
長い間そのカは伝説であった
ーある時ー
隣国の皇子が鹿を追って森へ入った
しかし濃い霧のせいで道に迷った
この森は迷いの森に繋がっていると云われていた
迷委の森に入ったら2度と退れない
皇子が何とか森を抜けようとしたが
濃い霧のせいで周りが見えず足を滑らし崖から落ちた
足を痛めて立つことが出来ない
声を上げようとも声がでない
もうだめだと思ったとき見たことのない服をきた少女がいた
皇子は天使が迎えにきたと思った
そこで皇子の意識は途絶えた
皇子が目を覚ますとそこはみたことのない村だった
怪我は治っていた
これが伝説といわれていたサクラン王国が発見された瞬間だった
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