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「……!」
少年が黙り込み、し~んと静まり返った密室。
シャンはジョゼに少年に気付かれないようにあのネックレスをこっそり渡した。そして、ジョゼはそのネックレスに付いていたボタンを押したのだ……
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~シャン視点~
しばらくして、外から声がしたのです。わたくし達の仲間の声が……
『おい!ここら辺だよな』
『ここにあるのは、ゴミ捨て場だぞ』
『本当にここであっているのか?』
『……ったく、ジョゼ様はうっかりにも程がある』
『何と間違ったって言ってたっけ?』
『えぇっと~~あぁ…確か、誰さんの燃えるゴミが溜まってそれをジョゼが捨てていた時に……』
『あぁ~言わないで~~』
とまぁ、騒ぎ声が……
まぁ、あの事に関しては、ジョゼが悪いのかもね……
さらに、話し声は続く……
『それにしても、いない……』『確かに……って言うか、もしかして燃えるゴミ捨て場に居たりしてな……』
『『まさかね……』』
そして、直後、わたくし達の居る密室から光が灯されたのです。
~シャン視点終わり~
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