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「走ろう……!」
ダッ!! っと、私は思い立った様に走った。急に走り出した。
『フユノ……。ミツケタゾ……!!!』
何かが、自分を目掛けて走って来るのがわかる。けど、何故私の名前を? 何故呼んでいたのだろうか? それに……。
「何で逃げるように私は、走ってるんだろう?」
多分、勘的な物を感じた……のだろうか?
後ろを振り向くのが恐い。電車の車両を繋ぐ扉を開き誰もいない通路を急いだ。出口が開けば早い話なのだがどうもこの様子じゃ開きそうもない。
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