3409人が本棚に入れています
本棚に追加
「……な、誰っ!?」Σ(゚ω゚ノ)ノ
すぐ隣に居たムカつく程にイケメンなチャラ男から、1メートル程距離を取る
「んー?
俺は、『漆原 要(ウルシハラ カナメ)』よろしくねぇー」
突然現れたチャラ男は、チワワなら瞬殺されるであろう笑みを向けてきた
イケメン、滅んでしまえっ!!
\( ´・ω・)/°\(・ω・`)/バルス!!!
俺はノンケの腐男子だ
その笑みで何人のチワワ達を喰ったかは知らないが……俺には効かぬ!!
とりあえず、自分も流れ的に自己紹介をしようとするが
「俺は……「知ってるよー『日向 鈴』くんだよねぇー?」
「っ……なんで、知って……?」
チャラ男こと要は、どこか楽しそうに俺との距離を縮めて来て
「……んー、知りたい?」
人差し指で口許を押さえ、どこかで見たことあるようなポーズをしながら肩がくっつきそうな程に近づいてきた
「それは……まぁ」
体を引いて離れようとするが……
「それはぁー、俺が『元全長委員長』だからだよ」
要は俺の耳元で囁いてから、カプッと耳たぶを噛んできた
「……。」
……(´-ω-`)
一体俺にどうしろと?
呆然として何も反応が無い俺に対して、要はさらに耳の中に舌を入れt…
「……って、させるか!!」
ねっとりとした感触で一気に覚醒する
そして、そのまま押し倒すように体から離れた
「……っ、全長委員長ってなんだよ?
ってか、な、なにしてっ……//
こういうのは、親衛隊のチワワ達にするべきだぁーっ!!」
未だに感触が残る熱い耳元を押さえながら、俺は無自覚のうちに顔が赤く涙目になっていた
「……っ、これは、反則だよ……ね//」
要は、鈴のエロい顔に理性を失いかけている
……ことに、気づくはずもなく
「あー入学式始まるっ!!
要だっけ?早く行こっ」
要の手を引いて入学式に向かった
そーいや、全長委員長ってなんだったんだろ? (´・ω・`)
最初のコメントを投稿しよう!