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体育館
要は用事があるそうでどこかに行ってしまい、特にすることも無い俺は……席に座りながら無駄に広い体育館を眺め
「ここの理事長なに考えてるんだろ、金の無駄遣いだ……」
「だよねぇー、僕も同感するよ」
一人言のつもりで呟くと、隣の席に座っていた受け顔の可愛い少年が返してくれた
「あ、あぁ……ごめん俺、外部から来て……名前知らない」
多分有名だと思う、周りの人達がその子を見てかなりデレデレしてるし
「ほぇ?転入生なんだぁ、見たこと無いなーとは思ってたけどねぇ」
コテンと首を傾げて、
「僕の名前は『津雲 悠』よろしくねぇー」
ふにゃっと、周りの人達が失神するほどの可愛い笑みを向けてきた
……うん、俺、腐男子だけど危うく抱き締めそうになった(゚□゚+)
可愛すぎるっっつ//
これは……まさに男の娘だ((`=ω=)
先輩攻めでかけ算してみたいな←
一瞬、自分の世界に入りかけたが
「俺は『日向 鈴』こちらこそよろしく」
とりあえず、妄想の続きは家にお持ち帰りしておこう(´・ω・`)
その後しばらくは他愛ないことを話し……ってか、入学式始まったけど校長の話つまんないんから未だに話してると
「キャーー、会長様ーッ!!」
「抱かせて下さいっ、副会長様ァ!!」
「抱いて下さいーーッ//」
もっとイチャついてください(`・ω・)b
チワワ達の甲高い声で体育館が響き渡り
「……腐ハッ//」
俺は、鼻からケチャッ腐゜が出でも構わないようにティッシュを装備した
そう……ついに、生徒会役員のお出ましです(*´∀`*)
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