一章

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「俺がお前らの担任の霧島祐人だ。面倒臭いが給料のためだ。問題を起こすなよ」 ふむ、あの先生は渋めのイケメンだな。今まで面倒臭いから担任をしなかったようだが、給料のためにするのか。 「おし、あとは自己紹介でもしてろ。時間になったら起こしてくれ」 仕事しろよ。 「今日、転校してきました。宮原時雨と言います。短い間ですが、よろしくお願いします」 わぁ、笑顔でクラスの男子みんな鼻血出てるー。(棒読み) ……………なぜ主人公まで顔を赤くしてるんだ?普通逆だろ!?しかし次は俺の番だ。あとで処理しよう。 「……一ノ井晃弘。よろしく頼む」 これぞモブキャラ自己紹介!!……まてなぜ宮原さんが俺を見て驚いている。変なフラグ建てたか? まぁいいが自己紹介は続いている。終わるまで手出しはできんだろう。 「私は赤津秋菜よ。りゅ、龍一なんて興味ないんだからね///」 ツンデレ 「風見遥だよ。よろしくねぇ」 幼馴染み 「白十院梨華よ。龍一さん以外の男子には興味ないので」 お嬢様 「……黒瀬…美幸。………よろし…く………。」 クーデレ 「神山龍一です。よろしくお願いします」キラ 主人公 「杉峰隼人だ。女子のみんなは俺に惚れても構わないぜ?」 変態ゴキブリ 当然のこと?だがヒロインは男子の歓声が、主人公は女子の歓声と男子の嫉妬が、変態ゴキブリは全員引いてました。 「ん?終わったか?だったら集会の時間まで喋って構わないぞ。俺は職員室で寝る」ガラガラ だったら自己紹介の前に職員室行けや。
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