ドキ☆ドキ浮気調査!……かーらーのー?

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小さく頷き、ずっと拒絶していたそれを認めた途端。心の深い部分、凝りのように重たいなにかが消えた気がした。 もう、俺を繋ぎ止めておくものはない。 『これで祐也は自由に動けるわけだね。メフィストたちを傷付けるのも、不幸にするのも、もう、言い訳が効かないよ』 「ああ、そうだな」 「ぱぴぃ?」 端から見れば、唐突に一人言を言い出した俺を、レキが不思議そうに見ている。なんでもない、気にするなと、笑って頭を撫でてやれば、気持ち良さそうに目を細めるからもううちの子は可愛いな!!!!!!!!!! 『祐也は他人と関わる責任を持たないといけないんだよ』 「それが当然だからな」 『……もう、逃げられないよ』 「そうだな……正直なところを言うと、少し、怖いんだ」 それでも。 「不幸を癒してくれるような、そんな幸せを信じてみようと思う」 そのために、まずは彼らと話をしよう。 重たい凝りが消えた今なら、きっと受け入れられるはずだから。
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