ドキ☆ドキ浮気調査!……かーらーのー?

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……さて、あらかた「俺」の話は済んだな。 「ところで、レキくん、だっけ……?」 「うん、ぼくはレキだよ?」 「おれはレン。ねえ、なんか話を聞く限り祐也とちょおーーーっっぴりだけ仲がいいみたいだけどね、あのね、祐也はおれの家族だから。そこんとこ、わかってる?ねえ」 「うん!ぼくもぱぴぃの家族だから、ぱぴぃの家族のレンもぼくの家族ってことだよねっ!」 「うぐっ!?なにこの眩しい笑顔!?ちがう、そうなんだけど、おれの言いたいことはちがくて……!」 話し始めよりも随分と柔らかくなった室内の雰囲気を感じて、満足を感じる。 「みるのだレヴィ、レンが純粋と書いてピュアと読むオーラに浄化されてるのだぁー」 「牽制しようとしたつもりが、見事に返り討ちにされてるな。純粋と書いてピュアと読むオーラ恐るべしレキくん恐るべし」 「祐也もすみにおけないのだぁ」 レキともぎこちない距離を縮めつつあるようで、一安心する。あとは―― 「ゆーちゃん、お友だちが遊びに来たよー」 困った勇者様と魔王様、おまけに神様を何とかしないとな。
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