ドキ☆ドキ浮気調査!……かーらーのー?

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「じゃあ、私はここで――」 ふすま越しに二、三言話す声が聞こえて、一つ、足音が遠ざかっていく。 姉さんが去っていったのだろう、そこから動きはない。いつの間にか、和気あいあいとしていた部屋の中もしんと静まり返り、全員が外を窺っていた。 そして、ふすまが滑るように開かれる―― 開いたふすまの向こうには、アソパソマソが立っていた。 「いや、何故悪化している!!?!!!?」 開いたふすまの向こうには、ギャグ漫画もかくやといった体で顔をパンパンに腫らしたアソパソマソモドキ――朔夜が立っていた。 「待たせて悪かったな。ま、でもこれでやっと揃ったなァ」 「お待たせいたしました、祐也……本当に、久しぶりです」 「レイクもドルナドも久しぶり会いたかったけど今はちょっとそう言った雰囲気自重してくれないか!?この世界で一番のイケメン(笑)担当がアイデンティティ喪失してるのにさらっと流さないでくれ!!」 朔夜の扱いひどすぎだろう!
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