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一家屋には到底立派すぎる日本庭園に、変態達が集っていた。
「…………」
呆然としながら目を擦ってみても、強く目を瞑って開いてみても、変態達はその姿を消さない。
「ふぅーははー!祐也、迎えに来たぞ!おはよう」
「ふぅーははー!おはようなのだー」
すぐ目の前には、何故か縁石の上でサボテン――組体操の技をしている変態(レヴィとベル)。
「遅いわね、待ちくたびれちゃったじゃないの」
「ほら、流!起きてよ!」
「あと五分こっぺぱん」
少し離れた所には、片手を腰に当てて威圧感たっぷりに立っている変態と、パジャマのままスクールバッグだけを持ち、パジャマのまま変な寝言を言っている変態を背負った変態(オカマと翔太と流)。
「ゆーくん、おっはよー!その呆然としてる表情も可愛いわ!今すぐ素敵な攻めを連れて……んー、やっぱりやめとく!」
「ぎゃあああ痛てええ!ういっす」
「は、まだまだこんなんじゃ終わんねーよ!よっす」
更に少し離れた所には、朝から腐りモード全開……から何故か少しブレーキのかかった腐り少女に、眼帯を付けて王冠を乗せている変態と、それを蹴り飛ばしている変態(フィリア、皇紀、メフィスト)。
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