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嫌だからって委員会が無くなるわけがないし、時間が止まるわけでもない
憂鬱な気分のまま、気がついたらもう委員会に行かなくてはならない時間だった
「ったく・・・・・・誰だよ、委員会なんて作ったの・・・・」
「知らねーよ」
独り言で言ったのに、まさか返事もどきが返ってくるなんて思わず、
誰だ・・・と振り向くと
「お前かよ・・・・・・」
俺の天敵・・・・・・・・・・・篠崎がいた
「委員会の前でただでさえ萎えてんのにマジ最悪」
「こっちだってお前の顔なんか見たかねえよ、
親父が学校終わったらうちに直接来いって言ってたからそれ言いにきただけだ」
「あっそ、ワザワザご苦労サマ」
篠崎と同じ空間にいたくなくて、俺は足早に教室を出て委員会の教室へ向かった
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