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「那月君は反対? 僕と梓ちゃんが結婚するの」 「反対じゃないですっ、全然っ」 総一さんは俺の答えに安心したのか、母さんを見て微笑んだ 「これから那月と恭弥君は兄弟ねっ」 母さんの言葉に俺と篠崎は固まる そんな俺達に気付かず、幸せ組は引越しの日程やら、新居はどっちやら、色々話している 「・・・・・・・・・・・・、じゃあ明日から荷物運び始めていいかい?」 「ええ、荷物を運んでる間那月を恭弥君に任せてもいい?」 俺は耳を疑った ――――荷物運んでる間コイツと一緒にいろって事!!!?       それにその言い方篠崎に俺の子守任せてるみてぇじゃねぇかっ!!!! 明日は休日、予定も入れず家で静かに過ごす予定だったのにっ!!!! 篠崎を見るとよく分からない複雑そうな顔をしていた 早く断れよマヌケっ!!!!!! 「いや、母さんっ、俺も荷物運び手伝うよ、2人じゃ大変だろ?」 交渉らしきものをしてみるも、大丈夫よ、と断られ、結局明日は篠崎といなくてはならなくなった ――――最悪だ・・・・・
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