私は花の26歳

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仕事は決まった時間に動き、 対人間のはずなのに サービス業のはずなのに 流れ作業のように過ぎていく。 もちろんチョコチョコと問題も起き、 残業なんて当たり前だし、 体力勝負だし、気は使うし、 なんといっても…安月給だし… それでも私はこの仕事に誇りを持って 5階のフロアリーダーをさせて貰ってる。 うん。仕事は充実してる!! ニヤニヤしてる私を、振り返ったオキヨさんが怯えた顔で見つめてた。 ケホッと咳払いしてから 「オキヨさん、  お茶は何時もの温かさでいいです??」 そう言ってから不自然ではない笑顔をつくった。
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