私は花の26歳

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今日も2時間程残業して、日誌を記入しオムツやパット等の消耗品の在庫をチェックしてから夜勤の人に挨拶をした。 「飲みすぎちゃ駄目ですよ!」 そう言って爽やかな笑顔を向けてくれるのは大野さん(28歳) 大学出て理学療法士の資格ももってる。 でも彼は介護士の仕事を選んだと言っていた。 私は専門学校出てすぐこの職場きたから 、年下だけど上司。   優しい兄貴分なんだけど、職場ではお互いに敬語を使ってる。 うん。出来る男、大野槙(おおのしん) …焼酎飲めたら最高の男なのに。 一人でウンウン頷いてると 「酒乱…アズノール(塗り薬)の在庫無い」 …でた。 「発注済みです。女乱さん」 ニッコリと大人の対応をする私。 「いやいや!出来てないですよ!」 心の声にまでつっこみを入れてくれる大野さんはほーんと素敵。らぶ。 深山駿(みやましゅん)とは大違い。 同い年の女乱。 背が高いだけでなんでもてるんだろ… 男って得だよね。 なんかギャイギャイ騒いでる駿は無視をして、大野さんに手をふってロッカールームに急いだ。
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