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『やっぱりスバルくんの血はおいしいな、俺の予想通り』
「…んぁっ!!っうぁ!!や…めっ…!!い…やっ…!!」
ユウは俺の傷口の上を執拗になぞる様に嘗める。
その度に、俺の意思とは裏腹に身体が反応してしまうのを感じる。顔が火照り、身体の芯が疼く。 快感で発狂してしまいそうや。
「…お、ねが、いっ…!!や、やめ…!!ふぁ……あっ!!い…あっ…!!」
『……ふ~ん。そんなに嫌なんか。なら、お望み通り止めたるわ。』
ニヤリと不敵な笑みを浮かべながら、ユウは僕の血を嘗めるのを止めた。
これでユウの気が済んでくれたなら良い。もうこれで何もかも終わりやろう。
でも、すぐにそれは甘い考えやった事に気付かされる。
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