部屋とナイトメイドと"私"

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 しかし、なぜ洋風なんだ?  そして何故メイド服なんだ?  そしてそして、何故少女なんだ……? 「さあ、ご主人様。遠慮なさらず思い切り放尿及び放便、または放屁なさって下さいまし!」  そう言って、まるで花開くようにほがらかに微笑する便所神様。 「――っ!」  無理だ! 出来るワケがない! 「さぁ、ご主人様! なんならワタクシがお手伝いいたしましてよ?」  激しく動揺する私に向かって、彼女は心持ち身を乗り出すと執拗に排泄を促して来る。
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