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「健康な体作りは快便快尿、快放屁から……」
事態を呑み込めず 「な?!」 としか声を発する事が出来ないでいる私に向かって、彼女はゆらりと立ち上がった。
「心地好い排泄を促せるよう、本日は森林の薫りの芳香剤をご用意いたしました」
そして何故かしゅうしゅうと水を汲み上げ始めたタンクの上に仁王立ち、気合いもあらわに声を張り上げる。
「さあ! 思う存分リリースなさって下さいませっ!」
いや、無理だから。
人前で排泄行為なんて、その道のプロにしか出来ないワザだから。
っていうか、そもそも……。
「君は誰なんだ?」
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