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私は自分が嫌いだった。 しかしそれは大好き すなわち自己愛が強かったということも表している 私はとてもとても複雑な人間だと思う その一方でとても単純な部分も持ち合わせている どうしてもどうしても、 私は周りと比べて劣っているように感じて仕方がないのだ 自信過剰であるくせに 私は自分という個性がない 人間の形をしたロボットのようだと感じる いつも、いつも意見を求められる場面では 適当に流す 大抵は人に合わせておけば波風がたたない ニコニコしておけば不快にさせないだろう そうやって小さい我慢を積み重ねてた結果、 何も意見がない人間になってしまったと思う 他人に求めるくせに自分から発信するものは皆無だった そうして過ぎていく日々の中での一つの疑問が浮かぶ 何のために生きている?と
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