第0話

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いつか、飾りではない本物になれるでしょうか。 貴方様に相応しい、本物に私はなれるでしょうか。 飾りじゃない本物になれたらなら…― 堂々と貴方様の隣に立つ事が許されるのでしょう。 時間がかかってもいい。 其処に到るまでが苦しくてもいい。 政宗様に相応しい、本物になれるまで立ち止まらずに私は進む。 辛く険しいこの道を…―。
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