実は私

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もう、その後が大変だった。 兄さんたちは誰が私を泣かしたかとかで取っ組み合いの喧嘩になるし父さんも後から乱入して…。 母さんが止めに入るまで喧嘩(?)は続きみんなボロボロになった。 私はその夜。何かがくるような恐ろしさが身体に染みつき眠ることが出来なかった。 新撰組。 ただ、その単語が私の胸を熱く焦がした。 それからは普通に生活していた。 小学校に入る時。 夢を見た。
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