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「なあなあ、おまえさんの名前はッ!?」 唐突にチビッコがテーブルに身を乗り出しきいてきた。 おまえさんって、一体何処に住んでるのこの子? 「空だ、渋谷空。憶えとけチビッコ。」 俺は、チビッコの顔に自分の顔を近づけていった、その際自分の中で一番怖い顔を作った。 「そっか、よろしくなーそら。」 効果なし、ていうか何なんだこのチビ、言葉遣いが荒いんだけど。 「よかった、もう仲良くなったみたいだね。みゆちゃんももう少し女の子らしくしゃべってね。」 「そうだぞチビッコ、俺のことはそら兄ちゃんと呼ぶがいい。」 「うるせーそら!」 こりゃいかんな、子供だからって甘やかすから・・・ユトリめ。 「ゆい姉、おなかへったあー、ごはんまだー?」 なに!? 唯姉だと、このチビッコ俺には呼び捨てのくせに、ていうか唯の満更でもないと言う顔…俺はなんなんだ!
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