プロローグ~春。~

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「おはよう、叶凛ちゃん!久しぶり♪」 そう言って、またさっきのようなキラキラ輝いた笑顔をした。 それを近くで見た私は、思わず目が眩みそうになる。 「おはよう、由加ちゃん。久しぶりだね! ごめん、待たせた?」 「ううん、私が勝手に待ってただけだから。一緒にクラス替え発表みたいと思って。一緒に見ていい?」 「うん!私も今朝から由加ちゃんと見たいと思ってたから。」 「本当!?ありがとう!!」 そう言ってまたあの笑顔をした。 あぁ、本当に眩みそう。次から由加ちゃんと話す時はグラサンしなきゃ。 なんて思ったりしながら、私は由加ちゃんと一緒に話しながら中等部の方へ歩きだした。
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