～secret～spring→summer

プロローグ～春。～

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校舎へ行くと沢山の生徒が外へいつになく増していた。

人込み苦手なんですけど…。

そう思いながらも内心はドキドキしながら、由加ちゃんと一緒に学年のクラス発表板を探した。

そして、やっとの思いで見つけた私達は自分の名前を探す。

「叶凛ちゃん、私あったよ！Ａ組だった！」
「本当だ。担任の人新しく来た人かな？名前初めてみたし」

「イケメンだったらいいな♪叶凛ちゃんはどうだった？」

そうだ、すっかり忘れてた。
私は急いで自分の名前を探した。

Ａ組の欄に自分の名を探したが、見当たらなかった。

と言うことは、由加ちゃんと同じクラスになれなかったことが確定された。