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渚「デカッww無駄にデカッwww」
今俺は王都の正門前にいるんだが、正門がでかすぐるwww
きっと20m以上あるだろう。
この世界には巨人族はいなかったはずなんだがwww
あー、あまりに1人で騒いでるもんだから門番さん達が白い目で見てるwww
それもそうか。全身黒ずくめで顔までフードで隠してる奴がウロウロしてたら誰でも怪しむかww
渚「すいませーん。中に入りたいんですけど?」
変人認定をされる前に急いで声を掛ける。
門番「通行書は持っているか?」
・・・・・・何それ?オイシイノ?www
てかそこは快く通してくれるところじゃないのかな?wwかな?www
渚「いや~、もってなくて~。こ、困ったなぁ?」
門番さんに期待を込めてお願い光線!!(ノ・_・)‥‥…━━━━━☆ピーーー!
門番「では、今から発行します。」
お?wwお願い光線すげぇww
門番「料金は銀貨1枚です。」
効果は無かった様だ(´・ω・`) ショボーン
しかも、俺金もってないんですけどwww
渚「すいません。ここにくる途中で盗賊にあって全財産を取られてしまったんですが」
取り合えず、嘘入りましたwww
門番「な!?それは可哀相に。そういう事情があるのでは仕方ないな。今回は免除しよう。」
何この人?wwお人好しすぐるwww
渚「ありがとうございます。」
門番「気にするな。困ったときはお互い様というじゃないか。そんなことよりギルドで依頼を受けて来い。」
ガハハと豪快に笑いながら、門番さんが正門の隅っこの方の小さなドアを開けてくれる。
門番「早くしないと受付が終わってしまうぞ?」
―――――
渚「おぉ!!すげぇwww」
王都の中に入って、町並みを見た瞬間今までに無いほどテンションがあがる。
それも仕方が無いだろう。今まで本や小説の中にしか存在しなかった世界が、今目の前にあるのだ。
それにしてももういい時間だというのに、町はそれなりに賑わっていた。
門番さんに確認したところ時間は9時20分。ギルドの受付は10時までとの事だった。
因みに日付は3月2日。裕也が転生して1週間後だった。
渚「じゃあ、まずはギルドに行かないとな。『マップ』」
頭の中に出てきた王都の地図からギルドを検索する。
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