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家に帰り冷蔵庫に食材をほりこむ。
‥さぁ、どうしょうか。‥アイツ、家に入れてくれるんやろか?多分、無理かも知れんな。
けど、旨いもンやしアイツに食べさせてあげたいやん。
昼御飯を作りながら考える。
‥昔ッから、旨そうに食ってたし、アイツ食べるの好きやし。
絶対に幸せそなクシャクシャの笑顔が見れるのわかってるし。
勿体ないってゆうたらいけるかもしれんな。
簡単に茹でた饂飩を食べ、茹ですぎた事を後悔する。
‥食べきれると思たンやけどな。
まだ半分残っている饂飩をどうしようか頭を悩ます。
‥鍋に使ってもらおか。
後片付けを済まし早目に連絡を入れよか悩む。
‥先にかけておかな予定もあるやろうし、アイツも返事し易いかもな。
俺の勝手やけど誕生日を全面的に押したらOKしてくれる気がするな。
ホンマに俺は狡いと思うわ‥
けど、アイツがまだ俺の事好きやって知ってしもたら、我慢なんかでけへん。
二人きりになりたいやん‥‥
手は出せんけど、アイツだけを感じてたいやん‥
ゆっくり始めるのも俺は、友達としてよりもその先の元に戻るためやから、悪いけどこの際アイツの都合なんか考えんとこ。‥
「ヨシッ、今が昼休みやったらええンやけどな‥」
携帯を手に取る。 アイツの驚き戸惑う顔が目に浮かぶ。‥
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