季節外れの‥‥11

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家に帰り冷蔵庫に食材をほりこむ。 ‥さぁ、どうしょうか。‥アイツ、家に入れてくれるんやろか?多分、無理かも知れんな。 けど、旨いもンやしアイツに食べさせてあげたいやん。 昼御飯を作りながら考える。 ‥昔ッから、旨そうに食ってたし、アイツ食べるの好きやし。 絶対に幸せそなクシャクシャの笑顔が見れるのわかってるし。 勿体ないってゆうたらいけるかもしれんな。 簡単に茹でた饂飩を食べ、茹ですぎた事を後悔する。 ‥食べきれると思たンやけどな。 まだ半分残っている饂飩をどうしようか頭を悩ます。 ‥鍋に使ってもらおか。 後片付けを済まし早目に連絡を入れよか悩む。 ‥先にかけておかな予定もあるやろうし、アイツも返事し易いかもな。 俺の勝手やけど誕生日を全面的に押したらOKしてくれる気がするな。 ホンマに俺は狡いと思うわ‥ けど、アイツがまだ俺の事好きやって知ってしもたら、我慢なんかでけへん。 二人きりになりたいやん‥‥ 手は出せんけど、アイツだけを感じてたいやん‥ ゆっくり始めるのも俺は、友達としてよりもその先の元に戻るためやから、悪いけどこの際アイツの都合なんか考えんとこ。‥ 「ヨシッ、今が昼休みやったらええンやけどな‥」 携帯を手に取る。 アイツの驚き戸惑う顔が目に浮かぶ。‥
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