季節外れの‥‥13

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「‥もしかして、上手い事いったん?‥」 「そう‥‥かな。よぉわからん。」 コップにコーヒーを淹れて義行に渡し、椅子に座る。 「先生聞いてええ?」 「ン‥」 「昨日な、‥その、相手の人は、‥泊まったン?」 言いにくそうに視線を泳がす。 「‥ン、泊まってくれた。‥けど、なんもなかったで。///‥ただ、かなり‥‥その、飲んだから‥‥」 言い訳にしか聞こえない。 「そっか、‥」と、ゆうてニヤニヤ笑う。 「いや、ホンマに‥‥俺、寝てしもたし‥」 「わかってるって、ナニかあったらそんなんで済まへんやろうし‥クスッ、きっともっと照れて顔もよぉあげんやろ?」 「なっ、なんやねん‥‥」 「良かった。先生が幸せそうで。‥」 「‥///‥ン、幸せや。でもええんやろか?‥俺、」 「ええんとちゃう?どんな流れで泊まる事になったか知らんけど、その人が決めた事なんやから。‥ 何か言われたン?」 ゆうてもええか悩んでしまう。 「まぁ‥今度きっちり話するッて、‥‥」 朝の言葉を思い出すが、とても話せそうにない。 「そっか、‥」 「そやけど、もう何もかもええかなッて、‥」言いかけると、 「アカンで、あきらめたら。」 「ちゃうよ、諦められへんからもう話してもらわんでもええかなッて、‥ 聞いたら変に勘ぐるやんか‥ 昨夜みたいに時間を過ごせんやったらかまへんッて、‥」 「ふーん‥‥」意味ありげに笑う。 「また、笑う。止めてや。」 恥ずかしくてうつ向くと、 「やって、先生可愛いから‥もっと聞きたいけどよぉ話さんやろ?」 「‥うっさぃ‥」 睨み付けるが、全く効き目がない。 「ハハハ、今更凄んでも遅いで。どうせ、朝も新婚さんみたいな会話したんやろ。」 「なっ、///‥‥うっさぃ!!」 「クスッ、‥図星や。」 大笑いされて恥ずかしくなる。
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