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ドライヤーを片付けながら、「朝一で入ったから‥」と返事をして朝食の準備をする。
「パンでもええ?」
「ええねぇ。‥なぁ、玉子な、スクランブルにしてや。」
「よっしゃ、ええよ。‥コーヒー淹れよか?豆乳の方がええ?」
「豆乳で頼むわ。」
テーブルの前にドカッと座りTVを見ながら返事をするアイツ。‥
「しっかしや、‥豆乳飲みすぎやろ。‥限度があんで‥‥そんなに飲んだら飲んだら女の子みたいにならへんか?」
「えっ?‥‥なんのか?‥何で。」
「やって、豆乳の中にイソフラボンってのが入ってるやンか、それって女性ホルモンに似たエストロゲンが入ってンで。‥‥
確か取りすぎたら精子の数が減るとか‥‥」
「アハハ、別にそれ位やったら俺困らへんで。
一裕がエロ過ぎるからあっちの方は心配無いし。‥なっ。」
さらっと恥ずかしい事をゆう。
「///‥ちょっ、ちゃうから。‥そんな心配や無いもん。‥‥」
「女性化してんのお前やんか。‥オカマ口調になってンで。
ほらっ、‥言葉、言葉。」
俺を指差して笑う。
「嘘っ、‥いややぁー‥俺オカマとちゃうから。」
いつまでも笑うアイツの‥‥やっぱり身体の事が心配になるもんだから
「まぁ、何にしても取りすぎたらええ事無いで。‥」
「わかった。‥そんなに心配か?」
余りに深刻そうに見えたのだろう俺に訊いてくる。
「けど‥‥もし、俺が女の子っぽくなったとしても大丈夫やろ?‥
お前が俺を抱いてくれたらええだけの話やし。」
「///‥アホか。‥やからな、そっちの心配や無いって、‥‥
‥‥それにや、‥俺、‥‥やっぱりお前に抱き締めて欲しいし、‥‥
‥その‥‥抱かれたいから‥‥‥」
素直に話す。
そんな俺の頭を撫でて、
「ほらぁー‥やっぱりそっちやんか。」
「ちゃうて、‥」
と、笑ってテーブルに食事の用意をする。
二人揃って食べはじめる。
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