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「あっ、でもちょっとちゃうで。俺はお前に食べさしてもらうプリンが好きなんや。」
「あははは、嘘つくなや。一口で食ってまう癖に。」
「やから、ゆっくりとお前と食うのんが好きなんやって。 」
そう言って耳元で囁くので、
「‥////‥アホか。」としか言えんかった。
俺は冗談の中にも俺に対する愛情が感じられて嬉しかった。
「‥ほなっ、上にいこか。」
アイツは俺の手を握る。
「手、‥‥握らんでも逃げへンから‥」少し可笑しくて照れ臭くて、‥‥
「まぁ、ええやんか。昔みたいやろ。」
「ぅん、‥‥あんとき俺、泣いてもたもんな。」
ゆっくりと階段を上がりながら話す。
「ホンマにあせったで、‥せっかくやのに俺、お前を傷つけてしもたかなって思て。」
「ごめん、‥‥でもな俺、ホンマにどうしようかと思たんや。‥やってや、俺‥‥お前に抱かれてしもたら‥‥絶対よぉ離れんと思たし、‥
それにあの時お前モテてたから絶対に‥‥捨てられるかも、‥って。」
ゆっくりと布団に座りアイツに抱かれる。
「そんなわけないやん。‥‥でも、正直ちゃんと抱けたんはあの時だけやったな。」
「ぅん。‥」
「昔の事をぐちゃぐちゃゆうてもしゃぁない。‥これからは、今までの分も毎日お前の身体手入れしてやるから。」と、頬にキスをする。
「クスッ、何やねんな、その手入れって。」
「あぁ?ちゃうか。‥‥チンいr‥‥」
「あっ!!アホか!!」
これ以上話すとろくでもない方向へ話が進む気がしてアイツの唇をふさいだ。
薄くあげた口元から少し遠慮がちのアイツの舌が入って来て俺を蕩かす。
ビールの匂いがして‥‥‥
「‥ん、‥はぁ、‥ぁ、‥」
俺はゆっくりと布団に身体を預けた。
アイツはゆっくりと俺を品定めするかの様に身体の隅々までキスを落とす。
そして、俺の身体を撫でながらポツリと呟く。
「‥綺麗や‥‥桜の花びらや。‥」
「‥んン‥えっ?」
「いや、‥‥お前のこの白い肌に俺だけが‥‥散らすことできんやな。‥ってな。」
「‥アァァ、‥‥ンっ、‥」
俺はいつしか後孔まで可愛がられて、‥‥俺の中の指も増え、身体が軋む様なアイツの手のひらで転がされている様な感覚の中思考が止まる。
俺の身体を気遣いながら優しく囁く。
「‥大丈夫か。‥‥そろそろ入れるで、‥‥」
そう言って指を抜く。
「ぁああ゙‥ンっはぁ、‥‥やっ、‥欲しい、‥欲しいねん、‥‥お前がぁ、‥早ょぉ、‥」
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