季節外れの‥‥3

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‥えらい事ゆうてもた‥ きっと、キッショ!って言われる。 全部終わりやぁー! それから、頭に血が昇り耳まで紅くなって、どないしょって思って蒼くなって‥ 目の前のアイツを見ると複雑な顔をしてて‥ 怒ってるよな、笑てるよな変な顔。 「アハハーヤッパお前ええわぁー。」ってゆうていきなり腹抱えて笑いだした。 大笑いした後に 「俺も好っきやで…」 初めてアイツの横に並べた気がした。 手が届かないと諦めていたものが手に入った日。 真っ直ぐ見つめる瞳に俺だけが映ってた日。 ‥ホンマに嬉しかった。  アイツに触れたかった。 そんな気持ちを察するように近づき、俺の両手を取り自分の頬を挟むようにあてた。 「おっきい手やな、俺この手も好きや‥」 感触を確かめるよに眼を瞑る。 心臓がバグバグ鳴って、アホな事を訊いてしまう。 「‥ぇ‥えっと、抱きしめてもかまへんかな?」 「クスッ‥アホやな、そんなん訊くなや‥」 頬から手を離し抱きしめた。 アイツが顔を上げてニカッと笑う。 胸が熱くなってもっと触れたくなる。 「ァ‥あのさ、キ‥ス‥しても‥ええ?」 「アハハー、何回ゆわすねン。察しろや‥」 半場キレ気味に言われて少しショゲながら 幼い重ねるだけの口づけを交わす‥‥‥
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