44人が本棚に入れています
本棚に追加
「そうと決まったら早めに帰ったら?デートなんやから着替えて、男前にせな。」
ニヤニヤと笑いながら、シャワーも浴びらな‥と、冷やかす。
顔が真っ赤になり恥ずかしくて言葉に詰まる。
「///‥なっ、そんなんゆうなや。だっ‥第一デートとちゃうし!」
「クスッ‥ホンマに先生いくつなん?むっちゃ可愛いやン。」
今度は何も言えずに机に突っ伏す。
「からかうンやったら、帰って。もう絶対特等席で徳一眺めさせたらへンからな!」
睨み付けると、
「ゴメン、それはいややァー」
「毎日一緒に居るくせに、贅沢過ぎるわ。」
やっかみ半分で嫌味をゆうと、少しへこんだみたいで
「‥お泊まりは当分お預けや‥」
寂しそに呟く。
「何でや?」
「徳一のお父さん今日帰ってくるから‥泊まれても今日までかな‥」
また、グラウンドに視線を送る。
「マァ‥俺からしたら贅沢な悩みやな。今日はイチャコラしたらええやン。」
今度は反対に俺がからかう。
「出来るぐらいなら悩まへんって。どないしよ‥思春期が暴走したら?」
ニヤッと笑う。
「俺に訊くなや///」
反対にからかわれて返事に困る。
「先生って、恥ずかしがりやなぁー」
「‥お前はもう少し恥ずかしがれや。」
そう言いながらも義行の態度が少しおかしい‥
口に出さない分気になる。
最初のコメントを投稿しよう!