季節外れの‥‥5

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「そうと決まったら早めに帰ったら?デートなんやから着替えて、男前にせな。」 ニヤニヤと笑いながら、シャワーも浴びらな‥と、冷やかす。 顔が真っ赤になり恥ずかしくて言葉に詰まる。 「///‥なっ、そんなんゆうなや。だっ‥第一デートとちゃうし!」 「クスッ‥ホンマに先生いくつなん?むっちゃ可愛いやン。」 今度は何も言えずに机に突っ伏す。 「からかうンやったら、帰って。もう絶対特等席で徳一眺めさせたらへンからな!」 睨み付けると、 「ゴメン、それはいややァー」 「毎日一緒に居るくせに、贅沢過ぎるわ。」 やっかみ半分で嫌味をゆうと、少しへこんだみたいで 「‥お泊まりは当分お預けや‥」 寂しそに呟く。 「何でや?」 「徳一のお父さん今日帰ってくるから‥泊まれても今日までかな‥」 また、グラウンドに視線を送る。 「マァ‥俺からしたら贅沢な悩みやな。今日はイチャコラしたらええやン。」 今度は反対に俺がからかう。 「出来るぐらいなら悩まへんって。どないしよ‥思春期が暴走したら?」 ニヤッと笑う。 「俺に訊くなや///」 反対にからかわれて返事に困る。 「先生って、恥ずかしがりやなぁー」 「‥お前はもう少し恥ずかしがれや。」 そう言いながらも義行の態度が少しおかしい‥ 口に出さない分気になる。
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