星暦7447年 天の月

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『信じ難い話だが、この素晴らしい世界はもう間もなく滅びの時を迎えるらしい。 唐突な切り出しだが、こう書き出すしかないのだ。 何処を見ても美しい建築物や森、雪原等が広がっている非常に満ちた世界だというのに…。 何かがおかしい。 街も都市も城も建ち、様々な種族が穏やかに過ごしている。 戦争の話も殆ど聞かない。 火山の爆発や氷河期を迎える…という訳でも無いようだ。 では、何故…?』 .
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