君想う春の風

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『君想う春の風』 作詞:yuki 作曲:yuki 巡りゆく季節の中 ずっと君を想っているよ 風が駆けていく 桜の咲くときが出会いだった 不安定なまま春を迎えて あたしはその頃もカテキン不足 よくいねむりしていたのでした ひらり 揺れる 刹那の記憶 大切なのは言葉ではなくて そっと 触れた 君の心を 信じて歩いて行けるかということ ※巡りゆく季節の中 ずっと君を想っているよ こんな小さなあたしだけど それでも強くなる 「君がつらいときは半分もらうから」 そんなあたしの背中押すように 風が駆けていく 望んでても望んでいなくても 過ぎてく幸せな日々の中で ある日ふと目を奪われたのは 夢を語る君の横顔 そのとき君が見つめていたのは あたしではなかったけれど あたたかい右手は確かに 強く繋がれていました ふわり香る 優しい記憶 まだこの場所から抜け出せないでいる あの頃のようにもう 「傍にいたい」と言えないのは 夢に向かって走る君がいちばん 輝いてカッコよくて 誰よりも大好きだから ただ隣で見届けていよう 時が過ぎていく ※ いつの日か君に追いつこう 自分の空見つけて 何度も想い伝えるよ 何度でも この季節咲き誇った花の  その種を運んで 次の命紡ぐために 風は駆けていく 君がほほえむ
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