序章 損失は幸運に痛し

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†~3~† 次の朝。 補習中なため、光夜は早めに起き、寝ぼけた頭を叩き起こす。 ベッドを見たが、そこに由花梨の姿はなかった。 「起きるの早……!」 そう由花梨の生活に関心しながら制服に着替える光夜。 制服に着替えたら、直ぐ様由花梨を探した。 「由花梨?」 と、リビングを見ても誰もいない。 ならばキッチンか? とキッチンを見た。 すると、 「あ、光夜。起きたんだ」 彼女はキッチンで何かを料理しているようだった。 「おう。俺もう補習行くわ」 と、カバンをもって外に出ようとした時。
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