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……そこで俺は少しだけ説明をした。
その話を聞いて由花梨は大きく溜め息をついた。
「アンタはいっつも馬鹿ね。しゃあない、ウチに来なよ」
「へ?」
「何度も言わせるんじゃない。ウチに来なさいと言ってんの」
それは光夜にとって驚きの言葉だった。
「こ、これは神様が俺に与えた幸福なのか……。ああ、天にまします我らの父よ……」
「おいそこの厨二、早く行くぞ」
「はい!!」
と、いうわけで不幸中の幸い。野宿は逃れたのである。
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