8人が本棚に入れています
本棚に追加
こんな展開が起こるとは思いもしなかった光夜。
今にも死にそうである。
「あ、私はベッドじゃないと寝れないから、光夜は布団で寝てね」
「は、はい!」
光夜は体育授業並のいい返事をしたが、その直後あることを思い出した。
「な、なあ由花梨」
「ん? なーに?」
「ご両親はイズコへ?」
「ああ、母さん達は友達と旅行に行ってるわよ」
「へ、へぇー……」
そこでまた、光夜の思考は可笑しなことになる。
(なんでこの家族まで夫婦ラブラブなんだよ!? 何か、今時の五十近くのジジババは旅行が趣味なんか!!?)
最初のコメントを投稿しよう!