始まりはいつも突然に

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「貴方は、二ノ宮有輝さんで間違いないですか?」 「ああ、そうだ」 「実は、カクカクシカジカなんです」 「そうか、わからっ!?」 わからんと言うつもりが、脳内に説明が流れた。 まず俺が死んだこと。 そして幼女は神で、俺が死んだのはこいつの企(たくら)みのせいということ。 最後に、ファンタジーな世界に転生させられること。 「ふむ、だいたい分かった。企みの詳細について教えてくれ」 と幼女を見るとポカンと口を開け、放心していた。 「どうした?」 「えっと……怒らないのですか?」 ああ、そういうことね。 「別にお前に怒るつもりはない。死んだこと以上に異世界に興味があるからな」 考えるだけでwktkするぜ! 「……そうですか。企みについてですが、簡単に言うと私の力を全て貴方に譲渡します」 私=神=最強。 俺に譲渡=俺tueeeeeee
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