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「大丈夫か?そんな重大な用事だとは思わなくって悪い...。家に送った方がいいか?」 音弥は帰してくれると言う。 重大とまでは言わないが忙しいのは確かだ。 「え~、帰っちゃうの?」 綺羅達3人は電話の時だけは何故か静かだった。 空気は読めるみたいだ。 「いゃ、今日はいいよ。長いはしないけど行く」 もう断ったしね。 今日ぐらいいいや。(笑) こういう付き合いも必要だ。 「やった~♪杏夢好き~」 綺羅は可愛い。 たまにはいいよね.. 「着いた」 車で数分走るとそこそこ大きい家に着いた。 ここが音弥と遠夜の家.. 「はよ降り~。歩夢今日こそ勝つからな!」 そう降りろという遠夜。 ゲームかなんかのはなしだろう。 「杏夢こっち~」 綺羅は自分の家のように進んでいく。 綺羅「お邪魔しま~す。」 遠夜「ただいま~」 歩夢「ただいマンモスー」 陸「お邪魔します」 音弥「...」 杏夢「お邪魔します。」 玄関でそう言うと奥から人がでてきた。 きれいな人.. 「あら、おかえりなさいッ皆も上がって頂戴!」 良さそうな人だ。 きっと音弥、遠夜の母親だろう。
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