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「ふぅ…」
私はため息を
つきながら歩いている。
この人生から逃げたくても
逃げれず諦め
ため息をついてるのかもしれない
学校に行けば怒られては
呆れ放って見捨てられの繰り返し
いっそのこと
金持ちの娘になりたかった。
そう思いながら歩いていると
綺麗な若い女性が
こっちを見てクスッと笑っていた私も笑ってみた
そしたら
びっくりしながらこっちに
近づいてきた。
その女性は
私のズボンの方に
手を伸ばし、
ポケットに紙を入れた。
女性は
人差し指を空に上げ
シーッと一言、言い遠くの方へと行ってしまった。
私は
ポケットの上に手を当てた。
すぐさま
家へ帰った。
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