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7月のある日…
母からのメール
『み間違いかもしれへんけど、さっきリンを見かけたんや。けどな、髪の毛の色が…』
(リン=息子)
ん?(・・;)
母に電話をかける。
『もしもし、どぉゆー事?』
『み間違いかも!?やで!』
『髪の毛…染めてる。』
『リン…落ち着いてきてたんちゃうんか?』
『あんた知らんの?』
『また、家に帰ってこんよぉになってんのか!?』
心配する母。
私の仕事は遅番勤務の為、
帰宅は夜中だ。
昨夜は友達の家に泊まりに行っていた息子。
最近は無断外泊はしない。
少しずつではあるが、
反抗期も抜けてきて
反れた道から
戻りつつあった息子。
母の話を聞いて
困惑する私。
まだ中学生の息子。
毛染め&ピアスだけはするな!!と言い聞かせていた私。
まだ身体が出来上がってない時に身体に変化を付けて欲しくなかったからだ。
どんなに道に反れていこうが
この事だけは守ってくれていた。
落ち着いてきた…
と思った矢先の出来事。
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