第3団体

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「あーあ……」 物凄く勿体ないことをした。 最後のラッキースケベ野郎が『パラライズマッシュ』の胞子を吸い込んで倒れ『ゴースト』に殺されたのを確認してからから頭を抱える。 最初の可愛い娘は『ブラッディーオーク』に喰われてグッチャグッチャ。 僧侶はあんまり能力が高くなかったのかこちら側にはあまり被害を出すことなく自滅。 弓使いの娘は『シャドウアサシン』の餌食に。 男二人? そんなのどうでもいいよ。 誰も生け捕りにはできなかった。 もの凄くショック。 別に売りさばく宛があるわけではないけど、こう…なんというか……年頃の独り身の男として可愛いかったり美人だったりする奴隷って夢見ない? それにしても今回はかなりの上物だった。 あんなの街の中でもそうそうお目にかかれるレベルじゃない。 それが三人も。 Lv.を上げる程に容姿が高まっていくというのは冒険者を見ている限りあながち間違いじゃないのかもしれない。 本当に何度もいうけど残念で仕方がない。 冒険者を本気で捕まえようなんて考えようものなら牢屋とか作らないとなーなんて考えながらも今日はこれ以降誰も現れることはなかった。 あ、勿論全ての死体は有効活用させていただきます。
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