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「海斗。お客さまが来てるわよ?」
「だれ?」
「藤吉グループのお嬢さん。」
「行って来る。」
海斗は家から出た。
「真菜ちゃんはいつもかわいいわね。」
「でしょ?」
「真子。あなたにお願いしたいことがあるんだけど…」
「なに?」
「あなたに、海外に言ってもらうわ。隼人くんと…」
「どうして?真菜といる。」
「真菜ちゃんは大丈夫だから、あなたに行ってほしいの。」
「…」
「しばらく考えなさい。」
真子がいなくなったら私もどうしていいかわからない。
お義母さんの言ってることがわからなくて3人の背中を見るしかなかった…。
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