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「海斗起きてっ。」
「まだいいだろ…」
「7時半だけど…」
「やばっ」
あわてて着替える旦那さま。彼は結城海斗。彼は、私のクラスの担任で結城グループの後継者。
「いただきますっ」
「海斗、行ってきます。」
「あぁ。真子に少し遅れて怒られそうだったら俺のせいにしといてっ」
「うん。」
ガチャン…
真子とは海斗の妹で16才の誕生日に結婚したから名字は加藤である。
「真子ごめんね。おはよ。」
「おはよ真菜。どうせあの人が起きなかったんでしょ?」
「まぁね。」
「海斗らしいな。」
「隼人さんもそう思いますよね…。」
隼人さんは海斗の週末の秘書で幼なじみ。そして、真子の旦那さま。
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