こんな非日常は望んでなかった！

0日目-序章-

てかさっきから理不尽な暴力を受けてるのは気のせいだろうか…

「何トリップしてるんです？というか貴方の名前教えてくださいよ。じゃなきゃずっと愚民さんと呼び続けますよ？」

しれっという彼女に殺意がわいてしまったけどおかしくないと俺は思う。

しかし、名前か…これって素直に教えても大丈夫なんだろうか？

そこまで考えたところで、はた、と思いとどまる。

「まて、なんで名前を聞く？今限りなんだし必要ないんじゃ…」

そう伝えればえ？何いってんのこの人馬鹿じゃないの？

そんな表情をされる。

まってくれ、俺のライフはもうゼロだ。

主に精神的ダメージのせいで。