0日目-序章-

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「はぁ…貴方は何を言ってるんですか?馬鹿じゃないんですか。」 あ、口に出された。 ちょっと俺のハートが壊れる音がしたぞちくしょう。 心の涙を流してれば、彼女は聞く耳持たないといった風につらつらと何か話している。 だが、ライフがない俺にはそんな話を聞くことすら難しくて。 半分聞き流した状態でいれば、ゴッと音がして殴られる。 だから痛いって。 そんな文句は受け入れられることなくて。 というか、まだ跨られたままなんだが… さすがにこの体制をどうにかしてくれないと俺の[自主規制]が[自主規制]するからちょっとどいてほしい。 すると、俺のそんな邪な思いが届いたのかはたまた読まれたのか、とても汚れたものを見るような目でどかれた。
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