0日目-序章-

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というか、どうしようこの状況。 そう考えても俺の脳は、体に今すぐこの場を離れろ逃げろ関わるなという命令を出してるのがわかる。 正直言えば、とても逃げたい。 確かにこの少女と関われば俺が望んでいた非日常が手に入るかもしれない。 そうは思っても、さすがに唐突すぎるしなんか怖いし… 一生懸命、普段の学校生活で使わないようなところまでフル回転して思考を働かせていたせいか、 彼女をほったらかしにしていた。 背筋を走った悪寒にふと意識を戻せば、そこにはいかにも不機嫌ですといった感じのオーラを隠すことなく前面に押し出した彼女。 …どうしよう。やばいぞ、これは。逃げるしかない。 思わず駈け出してしまった俺は悪くないと思う。
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