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「あ、あぁ。海南、なんで隣に座ってるんだ?」
「……なんとなく」
そうですか…
俺が無駄に緊張していると、隣では無表情で本を読んでいる海南が居た
ま、読んでみますか
それから2時間ほど2人とも無言で本を読んでいたら、完全下校のチャイムが鳴った
俺が帰りの支度をしていると海南が
「……陽翔…帰ろ?」
「え?もしかして一緒にか?」
「……ん」
海南は相変わらず無表情でコクッと小さく頷いた
「そ、そうだな。もうこんな暗いしな」
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