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そう言い、窓から辺りを見渡すともう日が沈んでいて暗かった
「結構暗いな。じゃあ海南行くぞ」
「……ん」
誰も居ない廊下にコツコツと足音が響く
そうこうしてる内に下駄箱に着き、外履きになって2人で門まで行った
「そうえば海南の家はどこら辺なんだ?」
「……」
無言で俺の家がある方向を指差した
「俺と同じ方向だな、じゃあ行くか」
「……ん」
よかった…。流石に年頃の女子がこんな暗いなかを歩いていたらなにか起きるかもしれない
ましてや海南みたいなかわいい娘ならなおさらだ
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