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海南が小さく頷くのを確認して、2人で歩きだした
「……陽翔、図書室よく行くの?」
「あぁ。結構行くな。本好きだからな」
「……わたしも」
きっと今の「……わたしも」ってのは図書室によく行くし、本が好きだからということだろう
「俺、図書室の本は3分の1は読み終わってるんだ」
ふふん、と胸を張って言うと
「……わたしは…3分の2」
「なっ!?マジ!?」
「……マジ」
あぁ、これだけは唯一の誇りだったのに…。
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