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「お、おい、大丈夫か?」
慌てて問いかけると彼女は振り返り
「……痛い」
その声はとても透き通った声で少しの間聞き惚れてしまった
その間に彼女はおしりをはたきながらまた踏み台に立っていた
俺はハッっとして、彼女はなにをしているのか気になり見ていたら、精一杯に背伸びして高いところにある本を取ろうとしていた
背伸びして本を取ろうとしている彼女はとてもかわいく見えた
「なぁ、俺がとってやるよ」
彼女は振り返り
「……いいの?」
「あぁ、じゃあちょっといいか?」
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